海外旅行の歴史

日本人にとって海外旅行というのは戦後というイメージが大きいかもしれませんが、実は戦前も活発だったのです。とはいっても一般的なものではありませんでしたが本土以外にも日本の領地がたくさんあった時代です。

そう言った意味では海外旅行ということではなかったのかもしれませんが、軍隊もありましたし、開拓団もありましたからそれほど本土から海外に出るということは珍しいことではなかったのです。それでも海外旅行が一般かしたのは戦後です。それでも戦後間もない昭和25年は海外渡航をした人は8922人ということでした。

この時代は選ばれた人、あるいは特別な人しか渡航ができなかった時代です。一般にも開放されたのは東京オリンピックが開催された1964年ということです。それからは右肩上がりで海外へ渡航する人が増えていきました。それでも海外旅行が解禁された当初でも費用の面で高嶺の花というのが正直なところでした。海外へ出た人が始めて1千万人を超えたのが90年ですから、まさにバブル最終年ということで多くの人には感慨深いものがあるのではないでしょうか。

バブル以降は伸び悩みがあり、リーマンショックでは初めて減少に転じた時期もありましたが海外渡航者がのべ2千万人を超えるのも間近というところまでくるまでになったのです。もっとも手放しで喜べない現象として現在問題視されているのが若者の海外渡航が減少しているということです。

これからは若者の海外渡航を伸ばしていく施策が必要となってくるのは間違いありません。